循環器・心臓血管外科学
所属メンバー
教授 | 秦 光賢 |
講座の特長
動脈硬化・生活習慣病を原因とする心臓血管病の多くは無症状で進行し,突然発症,場合によってはそのまま突然死にいたる恐ろしい病気です.本講座では,病気やその病状の進行具合を早期に発見して治療計画をたてるために心臓ドック,血管ドックという二つのドック健診を行っております。
さらに高齢者の睡眠障害や現役世代の睡眠時無呼吸症候群が心臓血管突然死(急性大動脈解離)と密接に関与していることも知られており,当院の“いびき外来”と連携し疾患の早期発見,早期治療導入に努めております。担当は心臓血管外科専門医であり,外科的治療も積極的に行っています。
動悸・息切れ・胸部不快感,圧迫感,胸痛はもちろん,めまいやふらつき,首や肩の痛み,胃の痛みや腰痛・背部痛,嗄声(声がかれる)などの症状が実は心臓血管病の可能性が否定できません。全身あらゆる臓器からのシグナルを最終診断に結び付けられるような教育を行っています。
参考文献
1.HATA M, et al. Efficacy of a newly modified technique for distal limited open stenting in octogenarians with aortic arch aneurysm. J Thorac Cardiovasc Surg 2017;153:530-5
2.HATA M, et al. Efficacy of
Aggressive Lipid Controlling Therapy
3.HATA M, et al. Sleep disorders and aortic dissection in a working population. Surgery Today 2012;42:403-5
連絡先
Mail:hata.mitsumasa@nihon-u.ac.jp