教育情報

全人的な歯科医師を育成する教育システム

「診療参加型臨床実習を実践するSD(Student Doctor)診療室」

「診療参加型臨床実習を実践するSD
(Student Doctor)診療室」

歯科医師になるためには,人体の構造とその詳細,人体の各部分の機能を十分に理解する必要があります。更に,病気の原因や治療に用いる薬の作用なども十分に理解しておく必要があります。このような医学にとって基本的な知識は基礎医学と呼ばれており,専門的には解剖学,組織・発生学,生理学,生化学,薬理学,微生物・免疫学,病理学などの分野に分かれています。また歯科医学においては生体との関わりの中で材料学が重要な役割を果たしており,これらの学科目を系統的に学修し,生体の構造や機能について幅広い医学知識や実際の歯科治療の知識・技術修得へ向けての基礎知識を身に付けます。
そして身に付けた基礎知識をもとに,歯科治療はどうあるべきかという理論と具体的な治療法について学びを深め,多様な歯科医療対応を修得します。
5年次の臨床実習では付属病院を受診する患者さんの診療に参加し,歯科医療の実践力を培います。指導医のもとで,初診時医療面接と応急処置,診察・情報収集と分析,総合的治療計画の立案,患者さんへの説明まで学生が行います。更に,指導医の指示を仰ぎながら実際に患者さんの治療を担当し,患者さんとの良好な関係構築のためのコミュニケーション能力と診察技能を高めます。
これらの歯科医学教育システムによって,全人的な歯科医師を育成しています。

松戸歯学部の6年間の学び

教育システム相関図
6年間に教養科目,外国語科目,保育体育科目,準備教育科目,専門科目(医療行動科学領域,基礎形態機能学領域,分子生物学領域,病態基礎医学領域,社会系歯科医学領域,臨床歯科医学領域,総合医学領域,歯科医学総合講義領域,臨床実習領域)を配し,講義の多くは統合型講義を実施しています。統合型講義とは○○学,△△学といった学問体系別ではなく,一つのテーマについて各分野の専門教員が講義する授業体系です。
将来の高齢者社会に適応した教育の充実が求められている中,障害者歯科学,高齢者歯科学を,また食育に応える栄養学を充実させています。

カリキュラムポリシーにうたわれている「対人関係能力や医療人としての人格を備えた全人的な歯科医師を養成」の観点から,1~4年次にわたり「医療行動科学1~4」を設置しています。患者さんの声に耳を傾け,その思いをくみ取って適切な説明・治療ができるよう,講義や実習を通して患者心理の理解を深め,プロフェッショナリズムを修得します。

教育・学修総合センター

松戸歯学部における学生教育の質を高めるため,学修者の理解を促進するシステムを構築するとともに,教育上必要かつ有効な情報および教材を作成・提供しています。また,教育・学修のための基礎的データを分析し,その結果を学生に還元しています。
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