組織学

所属メンバー

教授
岡田 裕之
専任講師
河野 哲朗,玉村 亮
専修研究員
渡辺 新

講座の特徴

 組織学は,歯科医学の基礎になる科目です。人体構造について,肉眼(マクロ)レベルで観察するのが解剖学で,顕微鏡(ミクロ)レベルで微細構造を観察するのが組織学です。組織学は顕微鏡の発明とともに発達し,顕微鏡標本作製法の改良により飛躍的に進歩した学問です。加えて,顕微鏡の発達とともに発生学の分野が進展してきた歴史があります。

 当講座では,二年次の通年で組織・発生学の講義と実習を担当しています。その一年を通じて,人体ならびに口腔を構成する器官の微細構造を学修しています。また,人体および歯の発生に関係する微細構造を理解させ,その発生機序が説明できるよう教授しています。更に,実習を通して,歯科医師になるための心構えも身に付けてもらえるように指導しています。

 組織の「構造」(かたち)は,その「機能」(はたらき)と深く関連しており,「機能」を学修する学問へも橋渡しできるよう取り組んでいます。延いては,臨床に役立つ教育にもつながるよう,講座員が協力し合いながら行っています。

 研究においては,旧来の顕微鏡的手法だけにとらわれず,様々な研究施設と共同で組織・発生学的な実験・検索を行っています。正常構造を観察するだけでなく,生化学的手法や免疫学的手法をも組合わせ,他講座とともに幅広く生体構造について研究しています。

 講座員が和気藹々としていて,学生が気軽に講座を尋ねてきてくれるのも,この講座の特徴です。

研究内容

 当講座では,講座員が興味を持つ研究を分野にとらわれず,他講座とも連携して行っているのが特徴です。現在は,日学量子科学研究所電子線利用研究施設(LEBRA),高エネルギー加速器研究機構(KEK),京都大学エネルギー理工学研究所(京大エネ研)などの研究施設も利用し,基礎研究から臨床研究まで幅広く研究活動を行っています。


  1. 炭酸飲料およびスポーツ飲料による酸蝕歯の組織学的および結晶学的研究
  2. 唾液腺や歯胚の組織学的および発生学的研究
  3. 抜歯窩治癒・瘢痕治癒に関する組織学的研究
  4. LEBRAとKEK利用した組織・形態観察に関する研究
  5. 京大エネ研現有の自由電子レーザーを用いた研究
  6. 歯周疾患を起因とする粘膜免疫ネットワークに関する組織学的研究
  7. インプラント材が及ぼす生体組織反応の微細構造学的研究
  8. 歯の代替材料に関する研究

研究論文

日本大学研究者情報などをご覧下さい。http://kenkyu-web.cin.nihon-u.ac.jp/scripts/websearch/

連絡先

TEL・FAX047-360-9323
E-MAILhistology.nusdm@gmail.com


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