学部長メッセージ

日本大学松戸歯学部 学部長
福本 雅彦
 ふくもと まさひこ

松戸歯学部は自ら進んで行動し結果を出す歯科医師を育成します。

松戸歯学部は2021年に創設50周年を迎え, 新たなステージへと歩み始めました。

半世紀もの時の流れは社会を大きく変化させています。50年前は夢物語であった「携帯電話」が,今はさらにスマートフォンへと進化し,自宅の固定電話や公衆電話の存在感は薄れるばかりです。また,レコードで聞いていた「音楽」が,CD からネット配信のサブスクリプション形式となり,「カメラ」はデジカメを経て高画質なカメラ付きスマホへと進化しました。アナログからデジタル化の波は,歯科の世界でも変革をもたらしています。

このような時代の変遷を背景に,社会が求める人材像も変化しました。今思えば,これまでは,指示待ちの受け身の姿勢でも社会から容認される時代だったのかもしれません。しかし,これからの時代は,自ら進んで行動する人材が求められます。つまり日本大学の教育理念である「自主創造」です。このことに鑑み,松戸歯学部は「自ら行動を起こす」「明確な目標設定ができる」「コミュニケーション力が高い」「人の意見を受容できる」「他人と協力し合える」「リーダーシップ力がある」という人材を育成することに注力します。そのためにアクティブラーニングの更なる推進や講義形態の改革などを行うとともに,これらを念頭に令和6年4月から運用開始予定の新校舎では,ラーニングコモンズエリアの充実やICT 環境の整備が図られています。松戸歯学部は「自主創造」を構成する3つの要素である「自ら学び」「自ら考え」「自ら道をひらく」ことができる歯科医療人の育成を全教職員が一丸となって推し進めていきます。
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