第72回国際歯科研究会日本部会(JADR)総会・学術大会で,本学部4年次生 植松 俊吉さんが,記念すべき第1回JADR/Morita Student Award (The 1st prize)を受賞しました。
植松さんは,Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)が口腔バイオフィルムを形成することで誤嚥性肺炎や感染性心内膜炎の発症に関与することに着目し,そのメカニズムを解明することを目的として研究を開始しました。
結果,Staphylococcus aureusの口腔内への感染メカニズムは,Streptococcus mutansのクオラムセンシングの関与及び口腔内の塩分濃度に依存することが示唆され,発表に至りました。
受賞おめでとうございます。
演題:「Identification of regulating signals in Streptococcus mutans for oral dysbiosis」
【写真】本学部4年次生 植松 俊吉さん