HOME > 診療科のご案内 > 薬剤師
薬剤師

薬剤室のご案内

常勤の薬剤師2名が薬学的知見に基づく薬の管理,調剤,服薬指導,医薬品情報の管理等の業務を通じて医薬品の安全使用に努めています。

<業務内容>
薬剤室は1階のエントランス近くにあります。薬剤師2名で業務を行っています。

①管理
医薬品安全使用のための業務手順書に基づき,医薬品の発注,納品,保管,払出,補充,定期的な期限確認や棚卸を行い,適正在庫に配慮した医薬品の管理に取り組んでいます。

②調剤
外来では原則『院外処方箋』を発行しています。緊急を要する場合など一部院内処方で対応することもあります。また31床ある歯科病棟に入院されている患者さんの薬についても調剤を行っています。

③製剤
既製品に無いものや取り違えなどを防止する観点から診療上必要な数種類の製剤品目については,院内製剤として清潔な環境下で調製しています。

④薬剤管理指導
主治医の依頼を受け,ベッドサイドに赴いて患者さんと面談し、入院から退院まで安全に薬を使用できるよう支援しています。服用状況,副作用や検査値異常の有無や残薬を確認し薬物治療を評価することや,処方医への報告とともに追加や変更の必要性を提案するなど,薬の適正使用に関与します。歯科で入院されるものの他の疾患により持参された薬についても入院中正しく使用できるよう他のスタッフと連携して支援しています。

⑤医薬品情報管理
薬の安全使用のためには,公的機関や各製薬企業からの情報を収集し,院内スタッフや使用する患者さんに分かりやすく伝える必要があります。そのため,情報を一括管理できる専用スぺ―スを設け,随時問い合わせに対応し、情報提供ができる体制を整えています。

⑥委員会活動
他職種との関わりが欠かせません。医療安全や感染管理に関する委員会に参加し,手指消毒薬や抗菌薬の使用状況,医薬品の廃棄状況や保険薬局からの疑義照会の内容などの情報をスタッフ間で共有できるようにしています。また,医薬品の安全使用に関する研修も必須であるためスタッフに対する教育にも関与しています。

⑦歯学部学生の教育
歯学部の1年次では「職種間における連携について」,2年次には薬理学の授業で「薬機法や医療現場で必要になる医薬品に関する知識」について,卒後の臨床研修歯科医師には「処方箋,薬の取扱い,医薬品情報など」についてお話をする機会を持っています。

⑧他施設の薬剤師,他職種との情報交換
関連する学会や薬剤師会に所属し,他施設の薬剤師や地域の他職種との交流を通じて日常業務にも有用な新たな知識や技能を習得できるよう努めています。

<患者さんへ>
外来,入院に関わらず来院の際はお薬手帳や薬の使用状況が分かるものをご持参ください。医療者が副作用歴や薬の使用歴,使用状況を知ることは大変重要です。また,その内容はスタッフ間で共有できるようにします。

<保険薬局 各位>
疑義照会は処方箋に記載された電話番号より処方医にお問い合わせ下さい。なお,残薬確認後の日数変更についての調剤報告は事後のFAXで構いません。また,後発品への変更,一般名処方に対する調剤報告はコメントがない限り不要です。
▲ ページトップへ