小児歯科学

所属メンバー

教授
清水 武彦
准教授
清水 邦彦
専任講師
伊藤 龍朗,岡本 京,根本 晴子
助教
渡邉 千尋
専修医

秋鹿 ゆい,安蒜 裕介,海老原 春花,太田 雪菜,

岡田 裕莉恵,小口 恭徳,加藤 早紀,木村 奈緒,

指田 もも子,谷 貴仁,富本 菜月,皆川 莉那,

宮坂 理紗

講座の特徴

 小児歯科学講座は, 専任教員19名(専修医13名含む)と, 大学院生1名, および多くの非常勤講師, 非常勤研究生によって構成され, 小児歯科学の学生教育, 研究, 付属病院での小児歯科診療を担当しています。
 松戸歯学部生の教育では, 4年次の通年科目「小児歯科学」を担当し, 座学および基礎実習により小児歯科の基礎的知識や診療技能を修得するための教育を実践しています。 5年次では, 付属病院での臨床実習の指導を実施し, 6年次では小児歯科学領域の国家試験対策講義を担当しています。
 研究活動では, 主に歯の形成障害や齲蝕発症に関わる遺伝要因の解明, 病原性の口腔バイオフィルム形成メカニズムの解明, エナメル質形成不全や低ホスファターゼ症などの疾患モデルマウスを用いた病態の解明などを行っています。
 診療では, 15歳以下の小児の歯科治療を担当し, 包括医療を実施しています。 一般診療所から対応困難な患児の紹介を多く受け, 地域医療への貢献と患者サービスの充実を目指しています。

研究内容

  • 家族性の上顎正中過剰歯発症に関わる遺伝要因の一塩基多型分析による検索と, 発症予測可能な遺伝子マーカーの検索
  • 動物モデルを用いた成長期の咀嚼障害による顎, 顎関節および歯根の発育への影響の検討
  • ナノテクノロジーによる齲蝕原性バイオフィルム制御法の確立
  • 細菌-真菌複合バイオフィルムの病原性の解析
  • 齲蝕高感受性および低感受性動物モデルを用いた齲蝕感受性に影響を与える遺伝要因の検討(唾液量およびエナメル質の性状について)
  • Actinomyces orisと口腔連鎖球菌との共培養における線毛依存的または非依存的な初期付着及び凝集に対する短鎖脂肪酸の影響についての検討
  • エナメリンタンパク欠損マウスにおける遺伝性エナメル質形成不全症の病態と発症メカニズムの解明
  • 低ホスファターゼ症モデルマウスの病態と発症メカニズムの解明および治療法の検討
  • 乳児期の哺乳栄養法の違いと乳児口蓋形態の経時的変化
ページのトップへ