教育情報

全人的な歯科医師を育成する教育システム

「診療参加型臨床実習を実践するSD(Student Doctor)診療室」

「診療参加型臨床実習を実践するSD
(Student Doctor)診療室」

松戸歯学部の教育理念を実現するため,カリキュラムは,基礎歯科医学および基礎医学の学問体系別講義と,複数の異なる専門分野の教員が1つのテーマにアプローチする統合型講義の連携による総合的な教育体制が特長となっています。
統合型講義として各学年に配置した専門教育を統合する「歯科医学総合講義」,1年次から6年次にわたって全人的歯科医師を育成するテーマで構成される「医療行動科学」,臨床の専門分野の統合を目的とした「歯科医療の展開」のほか,歯科医学の主要領域である歯科保存学,歯科補綴学,口腔顎顔面外科学が行われます。
また,5年次4月から付属病院で行われる「臨床実習」は,最新の設備が整備された環境のもと,担当医の指導を受け,診療参加型実習を行っています。また,専門性を身に付けることを目的に「課題別臨床実習」を6年次に配置し,さらに科学的根拠に基づいた高度な専門性を習得したい場合は大学院松戸歯学研究科で身に付けることができます。
これらの歯科医学教育システムによって,全人的な歯科医師を育成しています。

松戸歯学部の6年間の学び

教育システム相関図
6年間に教養科目,外国語科目,保育体育科目,準備教育科目,専門科目(医療行動科学領域,基礎形態機能学領域,分子生物学領域,病態基礎医学領域,社会系歯科医学領域,臨床歯科医学領域,総合医学領域,歯科医学総合講義領域,臨床実習領域)を配し,講義の多くは統合型講義を実施しています。統合型講義とは○○学,△△学といった学問体系別ではなく,一つのテーマについて各分野の専門教員が講義する授業体系です。
将来の高齢者社会に適応した教育の充実が求められている中,障害者歯科学,高齢者歯科学を,また食育に応える栄養学を充実させています。

 また,教育理念である「対人関係能力や医療人としての人格を備えた全人的な歯科医師を育成」の観点から,1年次から6年次にわたり「医療行動科学1〜9」を設置しています。

教育・学修総合センター

松戸歯学部における学生教育の質を高めるため,学修者の理解を促進するシステムを構築するとともに,教育上必要かつ有効な情報および教材を作成・提供しています。また,教育・学修のための基礎的データを分析し,その結果を学生に還元しています。
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