履修方法および学位論文
本研究科に4年以上在学(ただし,優れた業績を上げた者については3年以上在学すれば課程修了の制度があります)し,次の要件を満たした者に博士(歯学)の学位を授与します。- 専攻学科目の修得単位数24単位を含め30単位以上を修得することが修了要件の1つです。
- 指導教授から必要な研究指導を受けます。
- 大学院1年次・2年次及び3年次に研究経過報告を行うことが修了要件の1つです。
- 外国語 (英語) 試験に合格することが修了要件の1つです。
- 学位論文を提出して,かつ,最終試験に合格することです。
1.授業科目の履修方法
| 履修区分 | 修得単位数 | 履修方法 |
|---|---|---|
| 所属学系の専攻学科目 | 24単位 | 必修の学科目を所属する学系の中から履修する。 |
| 共通科目 | 3単位 | 共通科目8科目の中から必修科目を含め3科目3単位以上を選択履修する。 |
| 歯学特別演習I~IV | 3単位 | 歯学特別演習I~IVの中から3科目以上履修する。 |
| 計 | 30単位 |
2.大学院研究経過報告
大学院1年次・2年次及び3年次に研究経過報告を義務付けています。これは最近の学際化する歯科医学の学問領域を踏まえ,大学院生が行っている研究について,多分野の教員等から助言を受けることを目的としています。3年次生は「大学院年次研究経過報告会」において口頭発表(ポスター発表)を行うことになっています。なお,この研究経過報告を行うことによって,歯学特別演習科目の単位習得の制度があります。
- 1年次生 誌上(抄録)発表(年度末に実施)
- 2年次生 誌上(抄録)発表(年度末に実施)
- 3年次生 ポスター発表及び誌上(抄録)発表
3.外国語(英語)試験
課程修了要件として外国語(英語)試験に合格しなければなりません。実施時期:年1回秋実施。4.学位論文の審査
修業年限在学し,所定の単位(30単位)を取得又は取得見込みの者は,指導教授を通じて大学院分科委員会に学位論文を提出して審査を願い出ることができます。- ① 学位論文審査基準
博士学位論文は,新規性,独創性と十分な学術的価値を持つ,歯科医学における自著の論文であって,主要部分が国際的な記述雑誌等に記載されているか,あるいは受理される水準でなければならない。 - ② 審査委員の体制・審査の方法
審査委員会は,大学院分科委員会委員3名以上を含む審査員で構成されるものとする。審査員による審査の後,最終審査は,大学院分科委員会委員に対して口述審査を行う。 - ③ 評価項目
⑴ 新規性の有無
⑵ 独創性の有無


