カリキュラムについて
歯科衛生士へのひたむきな思いを歯学部と一体となった好環境が育みます。
歯科衛生士を目指す3年間は,教室での講義と主に付属病院での実習という2本柱のカリキュラムが組まれています。1学年の前期で主に基礎科目,後期は専門科目が中心になり,2学年に進むと前期で週1日,後期で週4日間が臨床実習にあてられます。
歯科衛生士の関連科目である「歯科衛生士概論」「歯科予防処置論」「歯科診療補助論」「歯科保健指導論」を1学年から履修し,知識と技術を身につけていきます。
本校では,豊富な実習を通して,優れた歯科衛生士を育成するプログラムを用意しています。歯科分野の実習だけでなく,色彩学や情報科学,手話,介護技術といった科目もあり,コミュニケーション能力を併せ持った歯科衛生士を目指します。
また,日本では高齢化が進み,歯科医院にも車椅子の方やお年寄りが多く来院するようになりました。その時の介助の方法を知っていると,患者さんに適切な対応が出来ます。講義,実技演習のほか,特別養護老人ホームでの実習も行い,入居されている方々とのふれあいを通じて高齢者への理解を深め,福祉の基本を学びます。
早期臨床体験実習
入学後数か月の間に早期臨床体験実習があり,学校生活や歯科衛生士業務の全体像をイメージできるプログラムが実施されます。上級生との関わりを通じ,歯科衛生士の役割を学ぶとともに患者さんの気持ちを経験する良い機会となります。また4月中旬に実施される新入生オリエンテーションでもクラスメイトとの意見交換や特別養護老人ホームの施設見学を通じ,医療従事者としての自覚や積極的なコミュニケーションの大切さを認識することを目的としています。
教育課程及び授業単位数については,学則抜粋を参照してください。
卒業要件等,成績評価については,履修方法を参照してください。