研究装置

レーザーイオン化飛行時間型質量分析装置(AXIMA-CFR)

稼働状況  月 日
製造会社・型 株式会社島津製作所/SHIMADZU CORPORATION・AXIMA-CFR
設置場所 口腔科学研究所ゲノム機能科学研究室
利用代表者 小方 頼昌
特 色  レーザーイオン化飛行時間型質量分析装置AXIMA-CFRは,データーベースから確実にペプチドを同定するために高分解能かつ高感度である。本機種は,最新のイオン光学系の開発により 11,000 以上の高い質量分解能と fmol レベルの高感度を実現した質量分析装置であり,96,384well フォーマットおよびフリーフォーマットに対応するX-Yサンプルステージを採用し,ハイスループット測定にも適応している。プロテオミクスでは,一度に数百検体を処理するハイスループット,データベースから確実にペプチドを同定するためには高分解能のMS/MS測定が必要となる。更に微量な試料から確実にデータを取得するための高感度が必要とされる。また,Peptide Mass Fingerprint によるタンパク質の同定や修飾部位の特定において重要なペプチドの同定を確実に行うことができる。AXIMA-CFRは,Curved Field Reflectron を装備しているため必要な質量範囲を一度に測定することができ,段差のないスムースなデータを短時間で得ることができ,ハイスループットを実現することができる質量分析装置である。
利用方法 ご利用をご希望の方はメールにてご連絡下さい。

| Back |