研究装置

島津レーザー回折式粒度分布測定装置

稼働状況  月 日
製造会社・型 株式会社島津製作所/SHIMADZU CORPORATION・SALD-7000 SALD-MS70
設置場所 口腔科学研究所先端歯科生体材料・技法開発研究室
利用代表者 平山 聡司
特 色  本装置は,粉体物性の中でも基本的な粉体そのものの性質や挙動を左右する粒度分布をレーザー散乱光の検出により測定する設備であり,主に以下のような特徴を有しています。
  • 光源に青紫色半導体レーザー(波長405nm)を使用し,レーザー回折・散乱法を用いて超微粒子を正確に測定できる。
  • 測定範囲が15nm(0.015μm)〜500μmで,測定下限が15nmサイズの粒子まで可能である。
  • 従来は測定が困難であった青色系,黒色系の粒子を正確に測定できる。

従ってこの装置は,本学術プロジェクトの中でも(1)リン酸カルシウムセメントの物性に大きく影響を与える粉末粒子の粒度分布の測定と検討,(2)粉体噴射式歯質切削装置に用いる粉体粒径と歯質切削効果の検討,(3)快削チタン材の開発における金属粉末の粒径測定などに貢献するものである。

利用方法  

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