先輩からのメッセージ

在校生の生活はこちらから

日本大学松戸歯学部では,多くの優秀な先輩を輩出しています。

無限の可能性を探せ!

kiyono
藤橋 浩太郎 【 10期生 】
東京大学医学研究所
国際粘膜ワクチン開発研究センター
臨床ワクチン学分野 特任教授

 私は卒業後,開業医を目指し小児歯科学教室に研究生として在籍していました。しかし,その年の秋にはアラバマ大学バーミングハム校(UAB)に留学し,粘膜免疫の勉強をする機会をいただきました。ここで研究への興味を持ち,UABの歯学部小児歯科学教室の教授として,歯科基礎はもちろん,高齢者のための粘膜ワクチン開発に向けた研究をしていました。
皆さんは,受験の難関を通り抜け, 必要な知識と技術を取得し歯科医師を目指します。卒業後は,開業医として地域医療に貢献し,健康な社会の発展に携わることは歯科医師としての重要な役割です。 しかし,教育者・研究者として大学や研究機関で働くこともできます。厚労省などに進み,国の歯科医療の構築や発展を目指して働くこともできます。私のように全く関係の無い医療分野の研究に携わることもできます。皆さんは限りない可能性を秘めています。
 歯科医師になった後どの道を進むべきかを模索しつつ,入学後の6年間を有意義に過ごしてください。

医学の一分野としての歯科学を追求して

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横尾 聡 【 11期生 】
群馬大学大学院医学系研究科
口腔顎顔面外科学講座・
形成外科学講座 教授

 歯科学は,歯や歯茎(歯周組織)の病気だけではなく,口,顎(がく,あご),顔面並びにその隣接組織に現れる先天的,後天的な病気を基礎的に,また臨床的に学ぶ学問です。この領域の異常は,食事をしたり,しゃべったりすることが上手にできなくなるなどの機能障害や美容的な障害,すなわち人間としての最も重要な「社会性」の喪失を来してしまいます。にもかかわらず,なぜ,歯科だけが医学とは別扱いで「歯学」なのでしょうか。
 これまでの歯科医療は,歯とその周囲組織を中心とし,全身とは切り離された医療として実践されてきました。それにより歯科医療は「材料による疾患の治療」という側面が強調されることとなり,一般の医療とは異質なものとなっていったと考えられます。歯科医療が歯とその周辺に限局した組織を対象としていた時代では,歯科が一般医学から独立して教育,診療が行われていたからこそ「進歩」したことも多く,歯科医学が歯学として医学とは別体系であることのこれまでの意義は否定しません。しかし,自然科学の急速な発展に伴って変化した社会生活,思考,疾病構造などに調和したこれからの歯科医学は歯学ではなく,「医学の一分野としての歯科」という医療体系へ変化しなければならないと考えています。
 このような考え方は,在学中に「口腔科学」を根底に置いた様々な講義を受ける中で,私の中に自然に培われていったように思います。そして,卒業後も一貫して「医学の中の歯科学」を追求して今日に至っています。私の専門は口腔外科学ですが,歯学の中の口腔外科という狭い捉え方ではなく,日本大学松戸歯学部へ入学される皆さんは,医学の中の歯科学,口腔科学を根底に置き,広い視野で患者を診ることのできる歯科医師,口腔科医師になって欲しいと思います。

世界で通用する歯科医師へ。

miyamoto
宮本 貴成 【 24期生 】
アメリカクレイトン大学
歯周病科 主任教授

 私は1994年に日本大学櫻丘高校を卒業し同年,日本大学松戸歯学部に入学しました。その後ボストン大学大学院に進学し,現在はアメリカネブラスカ州のクレイトン大学で主任教授として学生教育や研究に携わっております。
 日本で歯科医師といえば,「歯科医師過剰問題」など様々な問題がとり挙げられているようです。しかし,世界に目を向けると,歯科医師という仕事は健康を追求し,多くの方々の生活のクオリティーを向上することができる,魅了的で社会から尊敬されている重要な職業のひとつと位置づけられています。
 在学中から感じていたのですが,松戸歯学部はグローバルな視点から非常にユニークな歯科医学教育を行っています。卒業後海外で活躍している卒業生も,数多くいます。
 受験生の皆様には,歯科医師という職業をグローバルな視点から考えていただけたらと思います。

自分流の道を切り拓ける人生観を培う

koga
古賀( 旧姓 河瀬) 陽子 【 23期生 】
東京医科大学口腔外科学分野 准教授

 「自立できる自分でありたい!」と思い,希望に満ちて松戸歯学部に入学したのは1993年の春でした。松戸歯学部では,教養から臨床まで一連の流れで教育を受けることができました。最新のトピックスを盛り込んだ生きた講義は,卒業後の進路決定にも大いに役立ちました。私は,口腔外科に興味を持ち,卒業後,東京大学医学部口腔外科で2年間の研修を行いました。そして,東京大学大学院に進学し,医学博士を取得後,米国コーネル大学医学部で研究員として3年半の研究生活を送りました。帰国後は,口腔外科医として邁進すべく手術と実験に明け暮れる充実した日々を過ごしております。
 常に前を向き,じっくり腰を据えて諦めずに何事にも取り組む姿勢は,大学生活で培ったものだと思っています。グローバル社会に向けて学生主導型の教育を行う松戸歯学部は,日本に留まらず世界に通用する人材を育成する学部だと確信しております。また,かけがえのない友人を持てたことや卒業後も縦の繋がりがあり様々な場面で支えていただけるのは松戸歯学部だからこそだと思います。
 受験生には夢に向かって大きな一歩を踏み出し,自分流の道を切り拓いて行っていただきたいです。

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