口腔健康科学(顎顔面矯正学分野)

所属メンバー

  • 教授大峰 浩隆
  • 助手(専任扱)井波 俊博,太田 雄介

講座の特徴

平成23年4月の講座再編成時より,新たに設立された講座が,この「顎顔面矯正学講座・Maxillofacial Orthodontics」です。講座定員数は2名,現在,大峰浩隆教授、今村隆一准教授で運営されています。更に助手専任扱いとして,景山万貴子,竹下歌子,弘松美紀の3名が所属,活動しております。小児歯科学,歯科矯正学,障害者歯科学とともに,特殊歯科学系を構成しております。
新設講座のため,これまでの歴史紹介ではなく現状の報告と,これからあらたに目指す頂についてご紹介させていただきます。
我々は「顎」,「口腔」に起こる疾患の中で特に先天異常,顎変形症の病因を明らかにし,これを制御して治癒に導くことを目標とし,これらの病気と向き合って診療,教育,研究に当たっております。
特に臨床においては審美面も含めて,咀嚼・嚥下機能と発語機能の維持あるいは回復を最大の目標として研鑽を重ね,社会に貢献することを目標としております。そして,現場での疑問点を拾い上げ,患者さんにフィードバックできる研究を続けていきたいと考えています。さらに,これらの研究から得られる成果は,各種疾患に対するより高度でかつ適切な治療法の開発と治療成績の向上につながると確信しています。
今村准教授は,歯科矯正学を専門とし,特に顎変形症,先天異常患者に対する歯科矯正においては,優れた診断能力を有し,治療期間の短縮と,より高い水準での咬合機能回復を目標としております。
そして,それらの患者の中で手術を必要とする患者に対しては,大峰准教授とともに,鈴木,景山両名が,外科的手術を受け持つことになります。顎変形症,先天異常患者に対するさまざまな外科的矯正術,口蓋裂患児に対する顎裂部への骨移植術などを中心として年間100例を超える手術を担当しております。
同じ講座に矯正と外科医が在籍することで,患者情報を共有することが常に可能であり,トリーメントゴールの設定も明確になります。それにより,より高いレベルの治療計画の立案と,実行が可能となり,患者の満足度も高めることが可能となります。
これまでの経験を生かし,新設講座の今後の発展のために,そしてこの講座がより特殊性を発揮し,難症例と考えられる症例にたいして高度でかつ適切なる治療法を開発し,さらなる治療成績の向上をめざし,患者のより高い満足度を獲得することが出来るよう,日々努力をしてまいりたいと思います。

診療目的

当科は顎変形症患者(あごの骨の変形があるため,正しいかみ合わせが困難な患者様)を対象に外科手術と矯正治療を併用して噛み合わせを改善する診療科です。成長が終わった成人を対象にすることが多くなります。唇顎口蓋裂の患者様は,手術の有無に係らず保険診療の対象となりますのでご相談ください。

治療期間

矯正治療単独の場合とほとんど変わらず2年前後です。
多くの場合,手術を挟んで前後に矯正治療が必要になります。
手術では10日程度の入院が必要となります。

料金体系

手術を併用する場合,矯正治療は保険診療になりますので治療期間や内容によって患者様それぞれで変わってきます。 おおよそ,2年間で15万円から25万円程度になります。また,矯正料金とは別途に手術料金が必要となります。これも保険診療になり,手術の種類によって様々ですので担当医にご相談ください。
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