再生歯科治療学

所属メンバー

  • 教授長濱 文雄
  • 専任講師菊地 信之,牧村 英樹
  • 助教西谷 知子
  • 助手(専任扱)金山 優,小島 早絵,清水 妃呂花,鈴木 麻友
  • 大学院生横田 容子
  • 兼任講師三橋 淳也,鵜梶 明,小川 淳,杉山 均,岩附 慎二,松江 美代子,石川 明,
      宇土 智朗,村上 修一,渡辺 浩,手代木 一人,植松 千佳子
  • 非常勤医員9名
  • 研究生17名
  • 研究講座員3名

講座の特徴

私たちの診療科では,歯科治療におけるルネッサンス(Renascence:再生,復興)を目標に,歯の再植,移植そして凍結保存を行っています。歯の再植,移植とも安易に歯を抜いてしまうのではなく,現存する歯を最大限に活用するための方法といえます。
また2007年10月から行っています親知らずや矯正で不要になった『歯の凍結保存』は,将来歯が必要な時に活用できるため,他の医療機関からの紹介患者が多数来院されています。
いつまでも自分の歯を維持し,可能な限り自分の歯で咀嚼することが,高齢化社会におけるQOLの上昇につながっていくことは,いうまでもありません。最近アンチエイジングという言葉をよく耳にしますが,人が老いを感じやすい器官には肌や筋肉,脳があげられますが,最も多くあげられるものに,目と口があるそうです。口のアンチエイジング,すなわち口腔が健康に保たれることが,生活習慣病の予防改善や全身の若々しさに影響します。
この口腔のアンチエイジングに,自分の歯で噛む,自分の歯で食事をするというのは欠かせないことであり,講座をあげてこれに取り組んでおります。

研究内容

咬合回復には,これまでさまざまな補綴処置が行われており,また近年は歯科インプラントが適用されるようになってきました。しかし,自らの歯による咬合回復に優れるものはありません。そこで,何らかの理由で健康な歯根膜があるにもかかわらず,抜歯しなければならなくなった歯を長期保存し,口腔内の条件が整った際に保存していた歯を再利用することが歯の凍結保存の目的です。
現在,歯の凍結保存の方法はできるだけ温度をゆっくりと変えながら凍結させる方法が確立されてきています。しかしながら,保存液や保存過程での温度など解決しなければならないところが多くあります。
そこで,現在我々の講座では,今後,更に歯の凍結保存技術を向上させるためにも,さまざまな条件設定を想定し研究に取り組んでいます。一般歯科でも歯の凍結保存が可能となれば,歯科治療の一環として選択肢の幅を拡大する可能性がでてきます。
一方,外科的歯内療法として,根尖切除術や意図的再植術などの臨床を行っています。各種逆根管充填剤の封鎖性・崩壊性・溶解性について,より臨床に即した状態で実験を行い,コンポジットレジンの有用性について検証する実験を行っています。さらに,軟化した象牙質を除去しないで強化し保存する研究も行っています。
ページのトップへ